【横濱ライヴハウス“プレ”祭2020参加店だより】野毛Junk(ジャンク) 編

2020年5月30日と31日に予定されていた横濱ライヴハウス祭2020の開催は、コロナ禍のため残念ながら順延となりました。

しかし、横浜のライヴハウスはなすすべもなく黙ってこの状況を見過ごしているだけではありません。

横濱ライヴハウス祭実行委員会では、これから随時、コロナと闘うライヴハウスの声を、参加店の協力のもとに、発信していきます。

第4回は、野毛Junkから届いた動画です。

みなさん、こんにちは!

『野毛Junk』代表の兼永陽一郎です。

野毛Junkは、桜木町駅の「みなとみらい」のちょうど反対側に位置する、「野毛」の野毛小路にあります。

 野毛は、Jazz系のLive Spotとして、10月で14年目に入ります。しかし、横浜ではまだまだ新参者となるのですが、それだけ横浜は日本で一番、ライヴハウスの数が多い街となります。

 つまり、「音楽が浸透している街」でもあるのです。だからこそ、横浜にとって、音楽は文化でもあり、人々の生活の一部でもあります。

現在コロナ禍の中、私たち横浜でLiveを運営する者にとっては、音楽は、守っていかなくてはならないものと考えております。

 野毛は、Jazz系のLiveと謳っておりますが、Jazzと一言で云っても、方向性は色々あります。

また、野毛はラテンJazzのプレーヤーさんも数多く出演して頂いておりまして、そのラテンも キューバ系から、スペイン系また、ブラジリアン系などなどと……。またその中もかなり細分化されており、そこにロックの匂いが入り込み、多彩な音楽を作り上げております。なんか、「横浜の街並み」みたいな感じですね。

今回その横浜で、Liveにたずさわっている店どうしが協力しあい、「音楽の街・横浜」を世界に向けて盛り上げるべく「横浜Live」を発信しようじゃないか!ということで、「横濱ライヴハウス祭」なるものを、Jazz・ロック・フォーク・その他色んな「ジャンル」等を全て取り払って各お店が、同時に「横浜Live」を発信しようじゃないか!という事で、色々なLiveのお店が賛同する事となり、「横濱ライヴハウス祭」を執り行う事になりました!

イヤー、すっごい事ですね。

今や、音楽にジャンルとかの垣根はどんどん無くなっており、お互いの良い感覚をどんどん取り込んでいる時代でもあります。

その、音楽を扱っている私達がジャンルの垣根を取り払って手を組んで行く事はとても良い事と考えます。

 しかし、さすが横浜です、各お店全てのお店が個性は様々です! まあ……、どこのお店のオーナーを見ても、ハンパじゃない個性を持ってますよね。それこそ、「横浜」ですね。

しかし、このコロナ禍で、本来今年の5月末に「横濱ライヴハウス祭」を行う予定でしたが、全店舗が営業自粛で休業しておりました。

しかし、ご安心ください!社会の状況を見据えながら、必ず再開いたします!

野毛Junkもそうですが、各店舗、現在可能な限りの感染拡大防止の処置をとりながら、Liveを再開しております。

まだまだ、不確定な情報ばかりなのですが、見えない敵と初めての戦いをしております。

最後に、何千年もの昔から、音楽が無い時代、無い地域はありません。

これからも、音楽が無くなる事も、必要とされなくなる事もありません。音楽には、人間の心を豊かにしてくれる力が有ると信じています。

これからも、横浜のLiveを宜しくお願い致します。

【演奏】
1.仲田 美穂(Pf) Makoto(vo, per)
2.進藤 陽悟(Pf)・吉岡 大典(Ba)・平川 象士(Dr)
3.大橋 勇武(Gt)・兼永 陽一郎(Gt)
4.ほんご さとこ(Vo)・兼永 陽一郎(Gt)
5.藤田 明夫(As)・佐藤 かおり(Pf/Vo)・岩谷 耕資郎(Gt)・佐藤 哲(Ba)・今福 健司(Per/Vo)

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